でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

父を超えた

私の父は、自分が中学校一年生の時に亡くなった。30年以上前のことである。

昨年、父が亡くなった年と同じ年齢になった。そういえば、そんな父に今になってダイレクトメールが来たことを書いたっけ。 http://d.hatena.ne.jp/assoman/20090622/1245674733 そろそろ父が生きた日数より長く生きたことになるのだろうなぁ、と思い、日数計算をしてみた。その結果、先月、3月23日以降、私は父より長く生きている、と言うことを知った。

父の死因は心筋梗塞で、本当に突然の死だった。今だったら「症状不明でもとにかく心臓マッサージ」という知識も広まっているし、AEDなどもそれなりに普及しているから、もしかしたら死なずにすんだかもしれない。

自分の子どもの頃は、家計の面では何とかなっていたので、父がいないことはそれほど不便ではなかった。しかし、父としての彼しか知らず、社会人としての彼は知らない。自分が社会人になり、家庭を持ち、仕事でそれなりの責任を持つようになって行く中で、父と大人の話を交わすことが出来ないのは、とても残念なことに思える時がある。

今でも自分と父を比べたいと思うときがある。年齢を超えた今、自分は父にとってどのように見えるのだろうか? 父は自分にとってどんな存在になっていたのだろうか?