でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

山岳救助のプロ

今日のNHK「プロフェッショナル」は山岳救助隊の人の話だった。

今は行かないが、以前は年間数十日は山に入っていた。番組では「山は怖い」や「山を知れ」と言った言葉がクローズアップされていた。

私の山歴程度では大して知っていることにもならないが、山では自分の感覚や経験が役に立たないことがある。単純に「ガス」に巻かれるだけで、簡単に道を外れてしまう。気づかずに1時間、目的とは全く反対方向に歩き続けたこともある。

「岳」というマンガがある。山岳救助ボランティアという設定の登場人物が活躍するものだ。漫画的な都合のよいストーリーになっていることもあるが、細かいリアリティは今日のNHKと全くつながる。

見ていると自分の経験がよみがえる。今の安穏とした生活でよいのか、と思えてくる。こういう番組や、昨年のトムラウシ遭難ニュースを見て気持ちが揺さぶられる自分があったりする。

山は大きな経験を自分に与えてくれたと思う一方、今はそれを生かしていないという思いもある。いつの日かまた、山に行く日は来るのだろうか?