でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

ためしてガッテンでの「振り込め詐欺」

先日振り込め詐欺の話題を書いたが、今日のNHK「ためしてガッテン」は振り込め詐欺の話だった。

それによると、脳の働きとして「理性」を縛ってしまうことがあるのだそうだ。極端な話としては、銀行のATMで警官に「それは振り込め詐欺ではありませんか?」と声をかけられても。

「ウソでもよいから振り込ませて欲しい」

と言って、振り込んでしまうほど「思いこみ」に人は行動を縛られるらしい。

「思いこみ」での行動の強さというか、怖さの一端であり、また一定の確率でそういう心理に陥ってしまう人を(たまたま)捕まえられてしまう仕組みが「振り込め詐欺」にはあるのだろう。だからこそ、悔しいが何年も根絶されずに続いている理由なのだろう。

一般の人を啓蒙するにしても限界があるのでは?、とも思ってしまう内容だったのだが、その意味では先日書いた、

振り込め詐欺への逆襲」
http://d.hatena.ne.jp/assoman/20090206/1233924337

は、被害に遭いそうな人への啓蒙が成功しなくても、犯人側に「割に合わない」と思わせる作戦なので、有効だと思うのだが、どうだろうか?