でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

マカオに行ってきました。

何度も中国・シンセンに出張に来ている割には、行ったことがないマカオ。今回のような長期の中国出張はもうなさそうなので、初めて行ってみることにしました。

マカオに行くにはシンセンからだと蛇口からが便利です。今は地下鉄で(1時間弱かかりますが)行けるので、朝9時30分ぐらいに到着したら、フェリーの空きがもう13時までない (^^;。仕方なく、蛇口のフェリーターミナルでビール飲みながらまったりと過ごしました。

こちらはフェリーターミナルから見た蛇口の海

もちろんコンテナターミナルもあります。

乗った物とは違いますが、手前の赤いフェリーに乗りました。遠くに香港に行く橋や蛇口のビル群が見えます。

フェリーは指定席制で満員。外に出て潮風に当たれるのかと思いきや、出ることは出来ないようです。窓から外を見ているうちに到着しましたが、蛇口・マカオとも陸地に近づくと海の色が茶色い (^^;。

そんなマカオを海から見たのがこちら。このビル、大半がホテルでカジノでした。

事前に調べたガイドWebの案内通りに、まずはセナド広場にタクシーで行きます。ポルトガル統治時代の建物が残る広場は、確かに一見の価値があります。香港には見当たらない、しゃれた感じがとても美しいです。

こんな美しい建物に囲まれて暮らしたら、気品が生まれそうです。

こちらは教会です。

それにしても人が多い。少しは西洋人もいますが、大半が中国本土の人かな。

日本人は全然いない感じです。まあ、暑い時期に暑いマカオにわざわざ来るひともいないかなぁ。冬ならちょうど良さそうなのだけれど。

ということで、聖ポール寺院跡に向かう道も、ものすごい人です。

聖ポール寺院跡前の階段も人だらけ。

ただし、寺院跡は直射日光が当たり、長く滞在できないので逆にすいていました。

壁だけですが、見事な彫刻です。残っていたらすばらしい寺院なのでしょうが、壁だけでもこれだけ存在感を示せるのは見事ですね。

それにしても暑い。暑さより日差しの強さが脅迫的です。皆さん、石畳の下にある日陰に集まっていました。

人混みに揉まれて聖ポール寺院を後にしましたが、途中から脇道へ。脇道も石畳だったり、香港と同じようなゴチャゴチャしたアパート群が妙に美しく見えたり、セブンイレブンの立地が格好良かったり、マカオは不思議な町です。

さて、マカオに来たからにはカジノにも寄っていかなければ、と思い、町の中心の方に歩いて行きました。カジノはどこだろう? と探すまでもない。町の大通りにいくらでもありました。夜見るとすごい派手なのでしょうね。

こちらのビルもすごい派手。

中に入ると、主に大小というサイコロ賭博とバカラというカード賭博をやっていました。サイコロ賭博はルーレットみたいな物で、3つのサイコロの出る目に賭ける、というわかりやすいルールで、ずっと見ていました。動くお金が100香港ドル単位。1500円ぐらいだから、いやはや何とも豪快な賭けっぷり。

賭博は苦手な私は、結局賭けませんでした。ちょっと情けないかなぁ、と思いながらもまあいいか。とにかく暑い外と比べ、エアコンが効き飲み物がもらえるカジノ内は休憩にはうってつけでした。

大きなホテルはみんなカジノを運営しているようです。ビルも特徴あり、こりゃ射幸心をあおりますよね。

プロムナードに並ぶビル群。これもみんなカジノなんだろうな。

結局4時間ぐらいしかいられなかったマカオ。帰りに港に行くにはどうしたらよいのか、下調べを忘れていたので分かりません。香港SIMもマカオでは使えずじまい。港に行くバス路線はあったのに全然来ない。ガイドブックには「タクシーは多いです」と書いてありましたが、見ているといっぱい走っているのになかなか捕まえられないようです。

たぶん、港からホテルに行くシャトルバスがあって、行きも帰りもそれに乗せてもらえるのでしょうが、行きはタクシーで来てしまったので分かりませんでした。他の出張者で行ったことがある人も多いので、もっとちゃんと聞いておけばよかった、と思ってもいまさら仕方がありません。フェリーも、事前にシンセンのホテルで相談すれば適切なフェリーを事前に予約できたような気がします。

とはいえ、良いも悪いも自己責任でうろついてきたマカオ、久々「知らないところで右往左往した」という感覚を楽しむことが出来ました。またいつか、純粋な観光客として来ても良いかも知れません。