こちらの繁華街で買い物したり食べたりすると、スマホで決済している人をよく見かける。気づいてからは、「どんなふうに決済するのだろう？」と思って見ていた。昨日の屋台ではそれで決済する人が多いので、それでだいたい見当がついたように思う。
店頭に行くと、大きめのQRコードが掲げてあるのだが、それがお店のIDのようだ。書かれた文字を見ると、どうやら、中国版ツイッターの「微博（ウェイボ）」のサービスらしい。
たぶん専用の支払アプリがあり、店のQRコードをアプリに読ませて、そのお店に10元なら10元、支払います、と操作をすると、「このお店に10元支払いました」という結果がスマホ画面に表示される。それを店員さんに見せて「確かに払ったから、商品ちょうだい」と申告する仕組みらしい。
先進ITと、目視確認というベタな仕組みが共存しているのが面白い。
実際の決済は後日行われるはずで、そこの仕組みまでは分からない。銀行口座から引き落とされるのか、プリペイドのような仕組みがあるのだろうか？
それにしても、その普及度合いはなかなかすごい。自分が食堂に入り現金でお金を払おうとすると、QRコードを出してきてわーわー話をし出す。登録されるとリピーターになってくれるかも知れないので登録したいのか、集めたユーザ数により何かインセンティブがあるのか？
まあ、興味はあったが自分には関係ない、と思いそれ以上突っ込みはしないことにした。
若い人は、これをかなり使いこなしているようである。日本にも同じような仕組みはあるのかな？ Line pay とかこういうものなのかな？ エイデンアプリにはスマホに表示する会員証があるから、似たようなものかも知れない。
