でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

カラス騒動

金曜日に庭にカラスがいた話しを書いたが、 http://d.hatena.ne.jp/assoman/20160624/1466779800 実はその後も、近所を子ガラスがウロウロしていた。

土曜日の早朝、すぐ近くで「がー、がー」とカラスが鳴いているのが気になり窓から覗いてみると、我が家のベランダでカラスが鳴いている。へばちゃんに聞くと「きんのう夜、ベランダ近くにカラスがいたから、その子じゃない?」との話し。

どうやら、雨も降っていたため、そこで一晩雨宿りをしていったらしい。

その後もそのカラスの子は近所をうろついていて、隣の家の玄関にいたり、近所の駐車場にいたりしたが、そのうち我が家の庭に戻ってきた。庭の中をウロウロして、木に止まったりしていたのだが、夕方、物置小屋前の軒下の棚に乗った。

そっと見ていると、そこで座り込んで落ち着いたようだ。そのまま夜になり、カラスはそこに乗ったまま寝ているようである。

翌日の日曜、朝早くまたそのカラスが鳴いて、親と思われるカラスが鳴きだした。起きた時にはもうカラスはいなくなっていた。しかし、昼間は近所で目撃されたりして、まだ飛べないし遠くへもいけないようである。

そして夕方、また家の近くでカラスの声がする。今度は二羽鳴いているのだが、窓から覗くとどちらもあまり飛べない子ガラスのようだ。そして一方は明らかに昨日来たカラスの子だが、もう一方は新参者である。

その新参者のカラスが、昨日子カラスが泊まった小屋前の棚に乗った。昨日の子と比べると少し大きくて身なりもツヤツヤしているように思う。おそらく昨日の子より強いので、横取りしてしまったのだろう。

昨日の子はいなくなってしまったが、ちょっと後に外出したら、近くの駐車場にいた。フェンスを乗り越えようとしてぶつかり、ジタバタしている。つがいの親が近くのビルに止まっていたが、私が子どもを見ていると威嚇するように鳴きながら上空を飛んでいった。

その日は少し大きな子が、一晩棚に泊まっていった。

翌日、大きな子はすでに飛び立った後だった。小さい子はどこに行ったのか、もう見つけられないだろうな、と思いながら出勤のため出かけると、なんと、近くの大通りの歩道にいた。ビルの上からご両親が並んでその子を見守っているのがなんとも印象的だった。

火曜日、朝、カラスの子の声が遠くで聞こえた。小さい子の声のようにも思うが、遠かったので確証が持てない。月・火と夜はカラスが来なかった。

二羽も巣立ちがヘタなカラスがいたのも珍しいが、二羽とも、今頃はどうしているだろう。カラスといえども、情が写るものである。