でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

妻籠に行ってきました。

少し前からへばちゃんが「日帰りで旅行に行きたいねぇ」と言っていたのですが、今朝急に「どっかいかへん?」となって、急遽妻籠に行って来ました。

「どっか行こうか」となって最初は「御在所」があがりましたが、いろいろ相談した結果が「妻籠」でした。ちなみに馬籠は二人とも行った事があり(お互いかなり昔でしたが)、よくセットで語られる「妻籠・馬籠」のもう一方に行こう、となったのです。

車で「1時間ぐらいじゃない?」と言っていましたが、実際は一時間半は掛かりましたが、途中道の駅に寄ったりして、自由な旅路を過ごしました。

妻籠ではゆっくり歩き、資料館も見て、昼ご飯を食べたり、端の端まで散策しました。昼に食べたそばと五平餅のセットが、なかなかおいしかったです。そばの香りが堪能でき、五平餅の味噌がいろいろ山の幸が入った味わい深いものだったのが印象的です。

ちょうど栗きんとんが出始めの次期で、お抹茶と共においしく頂きましたが、そのお店にあった妻籠宿保存活動のパンフレットがなかなか味わい深い物です。

古い街道の町並みをそのまま保存しようという活動は、ここ妻籠から始まったらしく、その流れや現状について、そして保存の方針として「保存憲章」を作ったことが書かれていました。確かに、憲章のようなきっちりした形で宣言しないと、外部資本が入ったり、住むことなく店だけ構える人が出て来たり、など商業的色彩が強くなってしまったかも知れません。

その憲章が地元の人の誇りになり、町並みと素朴さを、観光化に押し流されずに保存し続ける力になっているように思いました。

こんな日帰りぶらり旅の観光もなかなかよい物です。これから時々出かけるようにしたいですね。