加計、森友、日大アメフト、企業不祥事、その他、数え切れないほどいろいろあったけれど、東京医科大の女性の点数を一律に下げていた件、社会の信頼を根幹から突き崩すものとしては、最強かなぁ。
あまりネットもマスコミも騒いでいないのは、あまりにもストレートで、影響が大きそうで、これからあちこちでこのような話が大量に出てきそうな予感があるからか。
「お友達」なら、トップが変われば変わる。企業の品質不祥事も、過剰だったとか結局問題なかった、とうい逃げ口がある。しかし、「女性だから一律下げていた」というのは、その対象の不偏さ、実施に「疑問に感じなかった期間や関係者」の広さ、明治や戦前ではなく21世紀の話というリアルさ、において、圧倒的な破壊力を持つように思います。
個人を裏口入学させるとか、カンニングがハイテクになった、などとは違う、社会の信頼性を破壊するパワーですね。
でも、もうみんな疲れたのでしょうね。あまり話題にならないのが、末期症状のようです。