昨晩から今朝未明にかけて、双子座流星群だったらしいです。
ニュースは知っていたが、未明が極大期、ということでわざわざ見ようとは思いませんでした。ところが今朝は早い時間に出ようとしたので、家を出てもまだ真っ暗です。
起きた時には雲が出ていたのですが、家を出たときには雲が薄れて星が見えます。これくらいなら流星が出ればバッチリ見えそうだ、と思い上を見ながら歩いていました。
双子座の方向とは逆でしたが、流星は基本的に全天に出ます。その軌跡を延長すると双子座方向に集まる、ということで名前が付けられるのですが、その星座の位置から流れ出すわけではないので、どこを見ていても良いわけです。
このところLED街灯が出て来てより明るくなりつつある都会の空ですが、星は結構見えます。その中で一番明るいのが東の空にあがっている金星です。そういえば、日本の人工衛星「あかつき」は先日無事金星の周囲を回る軌道に入る事が出来ました。
「もしかしてあかつきが見えるかも！」と金星をしばらく見ていましたが、地球の人工衛星でさえ見えないのに見えるはずもありません。
駅に近づくと駅前広場があり、かえって広い範囲の空が見えるようになりましたが、残念ながら流星もあかつきも見えませんでした。
とはいえ久々に上空を見ながら歩いて、気分転換・首の運動には大いになったように思います。それにしても、LED街灯は星空にとっては新たな驚異になりそうですな。
