今日、用事があり岐阜市の南、茜部の方に出向きました。車を止めてふと先を見ると、観音様の背中が見えます。青銅の観音様が町中の駐車場に立っています。
何だろう?!と思い、用事が済んだ後に訪れてみました。
大変立派な観音様で、背丈は人間ぐらいです。「茜部観音」と書いてあり、その脇に由来が書いてあります。
岐阜市茜部は、長良川と木曽川に挟まれた地域で、昔から水害が多く亡くなった人もいる。また、歴史的には事変や合戦の前哨戦となることが多い地域で、それで亡くなった無縁や有縁の霊も多いのだそうだ。
そういう霊を慰めて無事に成仏させるため、昭和の終わりにある人が建立を発案し、有志の協力も得て、茜部地区の今後の発展のために建立したのが茜部観音だそうです。
へー。
全然知らなかったというか、新しい観音様なのですね。今後、皆さんがこの観音様を慕ってお参りを続け、何百年も続いていくと良いなぁ、と思いながら、賽銭を上げてお参りしてきました。
こういう、地域の観音様とかお地蔵様には、結構興味があります。見かけたら、ぜひお参りしていこうと思います。