でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

やっぱりインフルエンザはこの冬極端に少ないようだ。

この冬、インフルエンザについては、極端に発生状況が少ないようだ。

news.yahoo.co.jp

当初、新型コロナ対応で自粛だ非常事態宣言だ、と言われ始めた頃、「毎年インフルエンザで大勢の人が亡くなるのに、それに比べれば新型コロナは全然たいしたことはない」という論調を言う人がいた。

普通のインフルエンザで万単位の人が亡くなっていたのは確かなのだろうが、だからコロナはたいしたことはない、と言う論調は、もうすでに当時、その主張の前提がなくなっていた。新型コロナ対応でマスクや手洗い・消毒が急速に普及していて、例年とは感染対策状況が全然違っていたからだ。

インフルエンザウイルスと、新型コロナウイルスは、感染対策はほとんど変わらない。その対策がしっかりされているであろう今年の新型コロナ感染状況と、なされていない例年のインフルエンザ感染状況を比較するのは、条件が違いすぎる。

意味があるのは、新型コロナが流行っている今年のインフルエンザ流行と比べることしかないと思う。もし今現在、インフルエンザで大勢の人が新型コロナ以上に感染したり亡くなっているなら、新型コロナは怖いものではない、といえる。

しかし、実際のところは、インフルエンザがほぼ無くなったらしい。

つまり、感染の状況や患者状況を考えると、インフルエンザより新型コロナの方が何倍も感染力が強くて恐ろしい、ということだろう。「新型コロナなどたいしたことは無い。例年のインフルエンザで大勢感染したり無くなったりしているのだから」という論点は破綻したようだ。

とはいえ、新型コロナはこれからもずっとインフルエンザより恐ろしいのかというと、おそらくそうでは無いだろう。感染したり、暴露を受けたりして、新型コロナにさらされる人が次第に増える。人間がウイルスに抵抗する免疫力はすごい能力があるから、抗体が自然に出来る人も増えるだろう。

その上で、ワクチンによる人工的な抗体などを広げる動きも活発になり、近いうちに新型コロナウイルスに対する抵抗をほとんどの人が持つようになるだろう。

そうすれば、インフルエンザウイルス並みになってしまう。元々コロナウイルスというのは人間社会に蔓延していて、それによる「風邪」も毎年何割かあるのだという。それら従来のコロナウイルスなみに、新型コロナウイルスもなっていくのだろう。

そうなれば、新型コロナウイルスは確かに脅威では無くなる。それまで、感染爆発が起きて医療崩壊してしまうことが無いように、感染を穏やかに抑える、ということが今は求められているのだろう。

ということで、マスク・手洗い・三密防止・他、コロナ対策はちゃんとやることにします。