でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

火鉢の処分

ちょっと小屋を整頓していたのですが、火鉢がいくつもあります。さすがにもう使うこともないので、整理しようと思い出してみました。

どれも、使っていた形跡があるものです。おそらく戦前から使っていたものでしょう。私の叔父の名前が書かれた箱に入っていたものもあります。ストーブなど無かったかまだまだ舶来品で高価だった時代でしょうから、寒いといっても火鉢しかなかったのでしょう。叔父はこの火鉢に当たりながら勉強していたのかも知れません。

他に、夏用火鉢、と言うのもありました。小さい火鉢ですが、夏に何に使ったのでしょうか? タバコの火に使ったというのはありそうです。かまどの種火としてたいていたのかも知れません。

昔の暖房というと、火鉢の他、暖炉やいろりがあります。暖炉は新しいものが開発され、煙突もしっかりしたものとなり、家に煙や臭いが流れることもなく使いやすくなっています。私の知り合いの人も家に暖炉を持っています。いろりは、田舎暮らしの象徴として、残していたり、新たに移住した人が復活させているのもあるようです。

それに比べると火鉢は滅多に見なくなりました。調理や暖房の火としては小さいし、今の作りの家では一酸化炭素中毒の恐れがあることなどが理由なのでしょう。

ということで、使い込まれた火鉢を処分しようと思いますが、どれも灰がしっかり入っています。しかも使われているので灰もきれいではありません。さすがにプラスチックやビニールは入っていないと思いますが、タバコの吸い殻やマッチの棒はいっぱい出てきました。

さてこの灰をどうしたものか? 酸化防止のために土にまくぐらいしか思いつきません。

こういうのもメルカリで売れるのかな? でも、送るのも面倒そうだし、まあ、とりあえず袋に詰めて取っておくか。