でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

旧東陸橋の遺構

岐阜市には、20世紀末まで、「東陸橋」「西陸橋」という、市内を東西に走るJR線をまたく跨線橋がありました。交通量も多く、経由を表す地名としてバスの路線表示に書かれるほどのものでした。

JRの高架に伴い解体されて、道路は高架下を通るようになり、名残はほとんど無くなったのですが、東陸橋の東側歩道の、JR北側にあった階段だけ残っています。今の歩道からは離れたところにあり、そのあいだに雑草が生い茂るから普段は近づけませんが、雑草が刈られていたので写真を撮ってきました。

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今は金網にふさがれていて通れませんし、上った先も行き場はありませんが、石段はちゃんと残っています。

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横から見るとこんな感じです。丸石の石垣も当時のものなのでしょうね。

まだこの階段が使えた頃は、降りたところに住吉神社がありました。ちょうどこの写真を撮ったところが境内でしたね。その敷地内には囲碁会館(囲碁教室?)もありました。

今は、住吉神社はこの場所から東に数百メートル行ったJR高架北側に移転しています。囲碁会館はどうなったのでしょうね?

昔、東陸橋を歩いて新岐阜駅や百貨店、バスターミナルに行くときは、この階段を降りて行ったものです。帰りもこの階段を上がって、とよく使っていましたね。懐かしいです。