在宅勤務も1週間以上経ちました。在宅勤務できるのはデスクワーク中心の仕事の時なので、ずっと机とモニタに向かっていることになります。
その時に座るイスですが、いわゆる「バランスチェア」と呼ばれるものです。おしりを乗せる座面が前傾しており、すねを乗せる面が座面より前にあります。そして背もたれがないものです。
昔は自分もキャスター付きで背もたれがあるイスを使っていましたが、そのイスが壊れてしまいました。さてどうしたものか、と思ったとき、子どもたちのために買ったバランスチェアが目につきました。そのときにはもう真ん中の子どもは東京の大学に行ってしまっていたので、そのイスを自分が使うことにしました。
このたび在宅勤務でこのイスを長く使うことになったのですが、すねを乗せる面がどうも高いように思っていました。大柄な自分はもっと下げた方が良いのでは?と思っても調整範囲で一番下にありどうしようもありません。
しかし、このすね面を受ける下のクッション、それを支えているL字型ステーをひっくり返せば、もっと下げられます。
元々はこうついているのですが、
ステーをこういう向きに取り付けられれば、
もっと下げられる理屈になります。
ということで、曲尺やらドリルやらリーマーを取り出してゴリゴリと穴を開けて、位置決めのピンは抜けないのでそれを避けるようにスペーサーをはめたりして、反対向きに付けることが出来ました。
取り付けてみると、うまい具合にとりついてくれて、
見事、すね当て面がぐっと下がってくれました。
これでは下がりすぎなので、あげながら調整していくと良さそうなところが出てきました。
しかし、「こりゃええ!」ということで座っていると、ちょっとすね面が下過ぎるような気がしてきました。改めていろいろと調整すると、すね面は結構上の方が良かったような気がします。
何度も調整を続けていくうちに、結局、すね面はずいぶん上の方に来てしまいました。こりゃ、きっと改造する前でも、十分調整出来たのかもしれない・・・ (^^;;。
ということで、せっかくの改造は無駄になったかもしれませんが、在宅勤務になってから同僚からは「家のイスは体に合わなくて腰痛になった」「会社のイスを持ち帰りたい・・・」という声が聞こえています。
自分はこのバランスチェアのおかげか、腰痛にはなっていません。このイス、ゆったり座るには向かなくて、背筋がピンとなり結構緊張するものです。まあでも、それが仕事や腰痛対策には良いのでしょうね。
ただ、休憩は頻繁に取った方がよいかもしれません。