でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

日本人の生産性は本当に低いのか?

日本人の生産性は本当に低いのか? 前々から疑問でした。

それに対して最近思っていることは、生産性の定義が全く他国と違うのではないのか?ということです。

同じものをいかに安く作るか、に日本人はすごい力を注ぎます。その結果の生産や物流のシステムを使い、安いものを作ります。

先日、テレビ番組で、100円均一で売られているのとほぼ同じものが、海外では倍やそれ以上の値段で売られている、という話がありました。

最終的に100円で売られていれば、それまでの生産や物流に関わった人たちは100円を分けあうしか有りません。一方海外で倍の値段で売られていれば、倍の価格をみんなで分け合うことになります。

なぜ日本で100円で売れるのか?それはそのものに関わる人たちを出来るだけ少なくして、人件費を抑えるようにした事や、大量生産を可能にし同じ人数でたくさんものを作れるようにしたからです。

一方海外ではなぜ倍の値段がするのか? 途中に関わる人が多かったり、作る量が少なくて量産効果があまりないからなのではないか?

まあ、この前提がテケトーですが、そう考えたときどちらが効率が良いのだろう?日本の方が少ない人数で安いものがたくさん作れて、効率が良いのでは?

ただ、それを平均化したら、そういった社会システムに加わっていない人々が大勢含まれ、一人あたりの生産性は下がってしまう。何しろ動くお金が少ないから。一方海外では、日本から見れば無駄な物流やコストがいっぱい有って、平均しても薄まらないのでは?

「日本人の生産性が低い」と言うときに、同じ時間で得られる報酬をなるべく高くするのが生産性が高い、と言うことなら、日本人の生産性は低い。しかし、同じものをなるべくコストを低く作る、という意味の生産性なら、日本の生産性は高いのでは?

何を言っているのか、例も少なく自分でもよくわかりませんが、なんかそんなことを考えるようになっています。

このテーマ、続きます(かも・・・)