でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

東日本大震災の日に思う

新型コロナウイルス騒動で、記念行事やイベントが軒並み中止や縮小になってしまっています。とはいえ、今日はあの日のことを思い浮かべないわけには行きません。

地震の瞬間は、自分は名古屋で階段を上っていました。「何かふらふらするなぁ」と思いながら上りきってフロアに入ると、みんながザワザワしています。

「今の揺れ、大きい地震だよね」「まだ揺れている!」という声を聞いて、自分のふらつきが地震と気づきました。とはいえ業務中でテレビも見られないので、そのまま業務を続けましたが、みんながネットニュースを見ています。

震災対応は始まっていて「出張者の安否確認をしてくれないか?」と言う依頼が来たので、自分の部門の出張者の安否確認を始めました。しかしなかなか携帯にはつながりません。

yahooニュースではとんでもない事態になっている、とは分かりながら、リアルタイムの映像はないので、ひたすら安否確認を続けます。

結局、残業時間になって、実家に電話を掛けたら「連絡がありました」と言うことが分かり、午後8時過ぎにやっと安否確認は終わりました。津波の映像を見たのは翌々日だったように思います。

リアルタイム情報を作れるかどうか、は「業務体制の有無」に寄るところが多く、結局マスコミ情報しかない、と思います。今でもそれは変わらず、一次情報を取得するための膨大なコストを避けて成り立つネットニュースは、やっぱり信用がおけません。

とはいえ、それ以来、自分が家族のためにどんな備えを出来るか、は大きな課題となっています。震災があれば、帰宅難民になり職場に残るしかない自分です。それを前提として家族を守るには、備蓄品や震災対応を話し合うしかありません。

毎年9月の震災の日前後に備蓄品の管理をするのは、自分がいなくても家族が助かるにはどうしたらよいか、の想いから始まっています。

台風・コロナウイルス南海トラフ自身や首都直下地震、リスクは高まっている中で、何があれば、100%ではないにしろ何が役立つだろうか。四六時中考えいているのは無理ですが、何かの機会に考え、行動に移す。その心がけが大切なように思います。