CPU使用率33%?!
先日、勤務先で自分のPCを使っている時でした。反応が鈍くなって、処理時間もかなり遅くなった。ウェブサイトの表示も遅い、ウインドウの切り替えも遅くなってしまった。
「何だろう?さっきインストールしたアプリのせいかな?」と思い、アンインストールしてみた。それもまた遅くてずいぶん時間がかかったが、状況は変わらない。
何かのプロセスが悪さをしているのかもしれない、と思い、タスクマネージャーを開いてみた。プロセスを見たが占有しているタスクはなさそうだ。CPU使用率を見たが、33%しか使っていなくてまだまだ余裕がある。
しかし、しばらく見ていて様子がおかしいことに気がついた。ずーっと33%でいっこうに上がりも下がりもしない。え、何でだ?いつもなら上がり下がりしているのが普通なのに・・・
と思ったところで気がついた。負荷が膨大になると、CPU使用率が100%に張り付いた状態でずっと推移する事はある。同じように、33%の使用率で張り付いたままなのでは?
でも、なんで33%なのだ? 50%とか25%ならありそうだけれど。CPUのコアって三個とか、奇数ってあるのだっけ? いやいや、どう考えてもコアが奇数ってあり得ないだろ!
完全におかしい状態なので、シフトキーを押しながら電源再起動する、という方法で完全なシャットダウンを試みてみた。その後起動させたら、無事に通常状態に戻り、CPU使用率は100%に到達するようになった。
後になって、Windows10になり、おかしな挙動をすることがヘルプデスクによく寄せられ、完全なシャットダウンをしてやっと直る、ということが増えたことを知った。通常の電源offでは、完全なシャットダウンではないので、その影響が出ているらしい。
それにしても33%という数字はどこから出てきたのだろう? もしかして「あー、えれえでかんわ。ちょっと休ませてちょう。」とコンピューターが思ったのだろうか・・・。