中日新聞の記事で、SNSの書き込みを悪用して、留守と思われる家に泥棒に入る、という記事があった。
自分がウェブを始めたころ、日記形式の記事をあげていた。掲示板も設置していろいろ書き込んでいたのだが、一つ、気をつけていたことがある。
「先のことを書かない」ということだ。
たとえば、どこそこのイベントに出かけるとか、よそに旅行に行くという話は、先には書かずに、終わってから書くようにしていた。
自分の参加しているヒッポファミリークラブの活動を紹介・報告するサイトで、個人名は一切伏せていたが、ニックネームはそのまま使っていて、内部関係者なら誰のことかはすぐ分かるようなページだった。
当時から、ネットに書いた情報を悪用される恐れがある、という話はあったので注意していた。家族でどこそこに行きます、などという情報は十分悪用される恐れがあったので、先のことは一切書かず、終わってからしか書かないようにしていた。
ところが、SNS時代になってそういう注意が全体的におろそかになっている。先の予定を書いてしまう人も結構いる。自分は上に書いたようなこともあってまだ注意できていると思うが、もしかしたら書いているかもしれない。
仕事で海外に行く、という話だって、自分が日本にいない事をオープンにしている事なのだから、十分に気をつけないと行けない。誰かがシェアしたら、そちらの公開ポリシーに従うことになってしまうのでは?
いやー、結構怖いなぁ。悪知恵が働くやつは普通の人が考えないことを考えつくのだよね・・・。
改めて、気をつけないと。あまりリアルタイムの情報は書かない方が良さそうだ。そういう意味でブログは「後から書く」のが基本だから、まだ良いのかな。