先日東京出張に行った折のこと。
名古屋駅で新幹線に乗る前、飲み物でも買おうかと思って売店をうろついていたら、坂角を売っていた。
名古屋なので坂角を売っているのは当たり前なのだが、坂角にもいろいろある。一番安いのは一袋8枚入りのもの。箱入りになると箱代だけ高くなってしまう。
その坂角を見ていて思ったのだが、「人の土産には買ったことがあるけれど、自分で食べるためには買ったことがないなぁ」ということ。
こりゃ、一度、自分が食べるために坂角を買ってみるか!となり、8枚入り一袋の坂角を買ってみた。
新幹線に乗って早速一枚食べてみる。袋を開けただけでエビの良い香りが漂い、一口食べると口中にエビの味が広がる。
うーん。うまい!
しかし、4枚ほど食べて飽きてきた。行きに食べるのはやめにして、残りは帰りにビールでも飲みながら、と思って取っておいた。
もちろん帰りはビールのつまみとしておいしくいただいたのだが、行きの「飽きてきた」感覚がなんとも意外で忘れられない。
ゆっくり食べたのがいけなかったのだろうか?季節に寄るのだろうか?
まあ、どうでも良いのだが、今度は坂角まとめ食べ!とか言いながら、数枚一度に、口の中をいっぱいにして食べるのもよいのかもしれない。
んー、贅沢!
(文中の「坂角」とは、もちろん代表の銘菓「ゆかり」のことです)