昨年末から身につけている「活動量計」。脈拍や歩行数が測定でき、スマホアプリと合わせて消費カロリーを計算したり、運動の強さを計測したりすることが出来ます。
身につけて数ヶ月、体重は約３kgほど減り、なかなか効果がありますが、今日４月１日にスマホ経由でソフトウェアがアップデートされ、「強制モード」という機能が追加されました。
事前にメールで案内も届いていたのですが、よく分からないまま４月１日を迎え、そのモードになったようです。何が「強制」なのか分からず、普通に過ごしていました。
異変を感じたのは外に歩きに出た時です。ゆっくり歩き出すと、「ピッピッピッピッ」という音が活動量計から響いてきました。どうやら、その音に合わせて歩きなさい、ということのようです。
ちょっと速めの歩きはなかなか気持ちも良いもので、しばらくそれに合わせて歩きました。目的地のビルについて、さてエスカレーターに乗ろうとしたら、エスカレーターが「ブッブー」という大きな音を立てて非常停止してしまいました。
なんと、どうやらエスカレーターは使うな、ということのようです。試しにエスカレーターに乗ろうと思いボタンを押しても、エスカレーターが止まってくれない！全て通過してしまいます。
さらにコンビニに行ってビールを買おうとすると、マナカが「使用できません」とレジにメッセージが出ます。あれっ、と思い試しにコーヒーを買おうとすると、それには反応しました。それはブラックコーヒーだったので、試しに甘いコーヒーを買おうとしてもやっぱり反応してくれません。
いろいろ試すと、買えたのはブラックコーヒーやお茶などの甘みのない飲み物と、サラダとスルメ（あたりめ）のみ！ それだけでどうやって生活すればええんかね！
いやー、IoT技術は進歩しているなあ、などと感心している場合じゃありません。このモード、ちょっと困ったなあ。確かに最近、使い始めた時ほど運動はしていないし、体重はちょっとリバウンドしつつあります。なので、こんなモードになったのかもしれません。これでいくと体重はどんどん減りそうなのですが、お茶とサラダとあたりめだけの生活はちょっと・・・。
