先日ちょっと書いたが、おなじみ Mt.Makiling の他に、1つの山に今回気づきました。
気になるその山、山頂から左右になだらかに稜線が下がっていきますが、右側の稜線が途中でストンと落ちています。
ちょっと木に隠れてしまいましたが、落ちているのは分かります。遠い山だし、主に見ているのは車の中からなのでなかなか良い写真が撮れませんが、隣の工場の向こうにも見えていました。確かに右端が切れています。
不思議、不思議です。同じ写真を拡大してみました。
どれくらいの先にあるのかな? おそらく20〜30kmぐらいでしょうか? 山の標高は、1000mは超えているように思います。そうすると、崖の高さは500m!!!?
世界で高い崖と言えば、氷河が削ったスイスアルプスの山とか、造山活動で作られたヒマラヤや北米の山を思い浮かべます。フィリピンは日本と同じように火山国で、氷河がそんなに発達したとは思えないので、そんな所にこの急峻な崖!
謎だ!
そちらに行く機会はおそらく全然なくて、確認しに行くことも不可能でしょう。謎として残るでしょうが、見るたびに「なぜだ!」と叫びたくなるような山裾です。