中国出張の最終土日、香港やマカオに行く気力も無いですが、外に出ないのももったいないので、地下鉄に乗ってみました。
乗ったのは3号線。この線は途中から地上に出るので、外を楽しめます。他の線だとずーっと地下鉄なので、周りの人を見るぐらいしか楽しめません。三号線は途中から高架を走るので、窓の外を見るにはうってつけです。もっとも、ベンチシートしかないのですが。
ずーっと走って、終点の駅へ。そこで降りて町中を歩きます。
朝10時過ぎだったので、まだ開店していない店も多いですが、都会となってきれいになってきたドンメンと比べると、ゴチャゴチャした雰囲気が多く、歩いて楽しめる田舎の繁華街、で楽しかったです。
田舎の繁華街と言っても、日本とは比べようがないぐらい、広く長くあちこち続いています。相変わらず、経済的活発さはうらやましい限りです。
ただ、つぶれたショッピングセンターがあるのも中国的。みんなに見捨てられるとあっというまにダメになってしまうようです。
そういえば、レストランや食堂でも、繁盛する店はものすごい人が集まる一方、そうでないところはガラガラ、という差がすごいのも中国社会の特徴です。ダメになったショッピングセンターは、派手な装飾で飾り立てていた感じです。今は洗練された物をみんなが求めるようになってきていると思うので、確かにそのままでは見捨てられるでしょう。
日本よりももっと自由主義経済と思える中国、今後もどう変わっていくのでしょうか?