時々SNSに「電話は時間泥棒で突然割り込んでくるから迷惑だ」という記事が載る。
確かに突然の電話は迷惑だが、仕事だとメールで来た連絡をスルーしていると、そのうち電話が掛かって来てしまう。まあ、メールをスルーされたら、最も確実に連絡が取れる電話になってしまうのも分からないでもない。
しかし、プライベートでは、電話を使う事が少なくなった。家族間はライン電話だし、知人はFaceBookなりメールで済んでしまう。知っている人は電話に出られなければ他の手段を使って連絡を取ろうとしてくれる。最悪、郵便という手もある。
そう考えるようになってから、自分の携帯に知らない番号から掛かってくると、出ないようになってしまった。相手が携帯なら、ショートメッセージという手もあるだろうし、固定電話でも私の知り合いなら郵便なりを送ってくれば良いはずだ。
つまり、音声で話さないといけない用件や、電話でしかつながらない相手というのが思いつかなくなってしまった。本当に重要なことなら、文字として残るメールや郵便を使うべきだ。
昔は、電話は重要な連絡手段、携帯の普及期は取って代わったが、それもメールやSNS時代になり、音声通話でやりとりする必要性や重要性は薄れてしまった。知らない番号には全く出ない、という習慣も、次第に広まっていくのではないだろうか。
そんな中、掛かってくる電話というのは、やっぱりセールスかなんかだろうなあ。