今国会で審議されている共謀罪は、昔の治安維持法と比較されることがある。解釈を広げられたり、一般市民が対象となりうるものなので、比較されるのも無理はない。
とはいえ、治安維持法は戦前・戦中社会にひどい人権侵害を起こして、その問題点を知ってはいるが、共謀罪はまだ適用された実例も見えない。別に、そんな心配ないのでは?と思ってしまいそうだ。
もしかして、治安維持法も最初はこんな雰囲気だったのかも。
その時は、男性の普通選挙法と抱き合わせで成立した、と歴史で勉強した気がする。今はそれにあたるアメも無いわけで、よっぽどバカ扱いされているのかもなぁ。