先日百貨店に行って、買い物をしてきました。
地下の食品売り場はスーパー式の集中レジになっていたのですが、そこのハム・ソーセージ売り場に良いものがあったので、それを土産に購入する事にしました。
箱に詰めて包装紙に包む間に、店員さんが「じゃあ、お待ちの間に会計を済ませてきますね」と私のカードを預かってレジに行きました。その間私は売り場の方で待っていたのですが、待ちながら、
「うーん、カードを渡して精算してもらうなんて、海外なら絶対あり得ないし、いくら日本でも海外の人だったらすごい抵抗があるだろうなあ」
と考えていました。
少し前に、中国で私の会社の出向者が、現地料理店で日本語で話す店員さんと話していた時のことです。出向者が買ったばかりの新しいIphoneについて、「これで料理の注文が出来るのですよ!」と言いながらあれこれやっていて、「おかしいですね。じゃあ、ちょっと厨房に直接伝えます」とIphoneを持っていったのですが、そのままいなくなってしまいました。ニセ店員だったのです。そんな事件が頭をよぎります。
ここの店員さんは明らかにその店の「店員さん」だし、絶対に間違いは起きようがないのですが、あまりにも特異な日本式サービスに、ちょっと「違うかなぁ」という気がしています。
海外でも、ものすごいセレブの行く店ならあることなのかも知れません。しかし、たかが日本の百貨店。もう少し違うおもてなしやサービスの方が、海外の人には喜ばれるだろうなぁ、そんな事を考えていました。