心身障害者の姉が、デイサービスを受けるようになった。そこで紹介されたのかも知れないが、「大人のぬりえ、ってあるよね? あれを買いに行きたい」と言ってきた。
さっそく本屋に連れて行ったのだが、行って驚いた。そういう類の本が何十冊もあって、棚の一角どころか立派なコーナーとなっているのだった。
少し前にテレビか本で紹介されていたのは知っていて、趣味もあれば頭の体操としてやる人もいるという。ただ、1つの棚の半分ぐらい、せいぜい20冊ぐらいあるのだろう、と思っていたら全然違う。
シリーズ物として40冊ぐらい出ているのもあれば、曼荼羅だったり和風だったり物語になっていたり、実にいろいろある。迷ってしまうというか、選びきれないぐらいである。
見ていると大人の女性が選びに来たり、中学生ぐらいが見に来たりしていた。やはりブームというか、かなりの認知度があるからこそ、これだけ本棚も立派なのだろう。
まずは2冊、大きいのと小さいのを買っていったが、だんだん増えていって、人に紹介したり教えたりできるまでなると良いなあ、と思う。