でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

旧加納町役場さよならイベントが開かれました。

岐阜市加納は、現在は岐阜市に含まれますが、元は加納町という行政区画で岐阜市とは別であり、さらに遡れば加納藩の城下町だったなど歴史あるまちです。

加納町だった時代に作られた「加納町役場」というのがあります。大正15年に作られたので今年で築90年。今となっては歴史遺産としても良いのですが、残念ながら耐震性などの面から保存に問題があり、取り壊されることになりました。

そのお別れ会が、加納まちづくり会主催で今日の夜、開かれました。

中に入ることはできないので、北側の駐車場跡で開かれた会には、地元の人がのべ50人くらいでしょうか? ライトアップのライトもないので懐中電灯を持って集まりました。

まちづくり会の主催で、各種挨拶と、役場を忍んで歌を歌い、最後に中山道加納宿文化保存会の会長さん(すぐ近くが実家)が戦前・進駐軍接収時代・開放後の子供達の遊び場だった時代、についてざっと話してくれました。

私自身は、若い頃ここに岐阜市役所の支所があったので使ったことがありますが、実はもうほとんど覚えていません。とはいえ歴史ある建物だったので保存して欲しかったですが、まあ、もう世代交代すべきなのかも知れません。

と言うことで、戦火を逃れた加納の建物がまた1つ無くなるのは寂しいですが、新しいけれど伝統も大切にしている、ようなものが跡地に出来て欲しいと思います。