でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

息子が飲むようになって

大学生の息子は、週に2〜3回、飲食店でバイトしている。バイトから帰ってくるのは夜10時ごろである。

昼も夜も同じ店でバイトになることもあり、そんなときはちょっと疲れて帰ってくる。そこでビールがあるときに「飲むか?」と渡したら、仕事後のビールのうまさを知ったようだ。

それ以降、バイト後に自分で買ってきて缶ビール350ml1本を飲むことが増えてきた。とはいえ私の飲む時間とは合わないため、一人で飲んでいる。

何か、それを見ると、切ない気持ちになる。一人で飲むという飲み方が、何か若者にとって合わないような、夢を感じないというか、発展が見えないような先をふさがれたような気持ちになる。

正しい楽しみ方ではないように思ってしまう。

昔は、息子が大きくなって一緒に飲めたら楽しいかな、と思っていた。今でも楽しく一緒に飲めたら良いな、と思うが、時間が合わない。土日の夕飯時は息子はバイトだし、平日はのんびり飲む雰囲気ではない。

自分の身に振り返ると、家で飲むときは一人が多かったので、へばちゃんも私のような違和感を感じていたのかな。自分がそんな「正しくない」お酒の楽しみ方をしてきただけに、それを息子が真似してしまうのも当然か。

親の背中を見て子は育つ。自分がやったこと以上を望むなら、自分が変わり続ける姿を見せなければならないのだろう。

缶ビールを飲む息子を見ながら、何か寂しくなってしまった。