今日はたまたま帰り際、JR岐阜駅南の清水緑地の方に歩いて行きました。
少し歩くとすぐ気付きますが、良い香りがします。ここはクチナシがいっぱい植わっていて、花の時期には実によい香りを漂わせています。
「あー、今年もよう嗅げてよかった」と思いました。クチナシは他にも所々ありますが、もうシーズン遅めで、枯れていたりするものですから、あまりしっかり堪能する前に終わってしまいそうだったからです。
クチナシの香りは本当によいし、強く香ります。なので「花をかばんに入れとけば、ずっと香るのでは?」と思い、昨年、1輪2輪取り、かばんに入れてみました。
花がまだ少しは湿っているうちは良い香りがしましたが、カラカラに枯れてからは全然香りがしなくなってしまいました。やっぱり難しいのだなあ、と思いましたが、世の中には花から抽出した香水、というものがあります。
あれは、もっと大量の花を摘んで、オイル処理をして、香りを閉じ込めるものなのでしょうね。1輪2輪ではなんとも成らないのかも知れません。大量の花を摘んでその香りを抽出する作業は、大変なのでしょう。
香りを閉じ込めるのも、そんなに簡単なことではなさそうです。咲いているもので楽しむべきとも思いますし、それを残そうとする技術もすごいものなのでしょう。
香り、というものは奥深そうです。