でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

加納まちづくり会「和傘作り講習会」に行って来ました。

一昨年、昨年に引き続き、加納まちづくり会の「和傘作り講習会」に行って来ました。

今年は明るい色合いの紙にしよう、ということでオレンジ色の紙にしました。見た目は赤に近いオレンジ色ですし、油を塗ると落ち着いた色になるのでオレンジから連想されるほど明るくはないかもしれませんが、やっぱり指したら目立つかな。

夏の講習は骨に糸は通っている状態なので、間区割り、といって親骨の間隔を調整するところから始めます。昨年はうまくいったのですが、今年は今ひとつ。どうも糸の張り具合が良くなかったようです。

それでも軒紙張り、中置き紙張りと順調に進みました。和傘作り講座ももう4回目なので、流れについては頭に入っています。あとは手がついてくるかどうかだけなのですが・・・。

とは言え、ヘタでも4回やれば少しはうまくなる。手元紙の貼り付けは過去と比べて最も上手に出来たような気がします。

その後の平紙張りも、軒紙との密着が結構うまくいったような気がします。後からの修正が無くなったわけではないですが、ほとんどしわもなく仕上がった所も一部出てきて、やっぱり何回かやった成果は出ているようです。

和傘の材料は「竹」「糸」「和紙」「ノリ」だけなので、塗り方や貼り付け方は色々あれど、「紙をのりで貼る」には違いありません。細かいパーツはいくつもありますが、ノリの位置や貼り付け方に気をつけながら、順々に張っていきました。

教える方も少しずつ改善しているらしく、ノリの付け方が変わったり、薄いノリと濃いノリを使い分けたりしています。もっともベテランの人だと付け方も自己流で十分だろうし、ノリも1種類でいけるのでしょうね。

素人の私でも、今年は今までと比べてちょっと作りやすいと感じました。そこはそんな工夫のおかげだと思います。

今日はいろいろな紙を貼るところまでを行いました。明日は紙に折り癖をつけながらすぼめるところまでを行います。出来上がりは7月末でしょうか。

出来上がり、さすのが楽しみです。