でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

今年は苔だ!

先日、本屋にいて園芸コーナーを見ていた。実は苔の本を探しに来ていた。我が家の庭にはそれなりに苔が生えているが、地面が露出しているところがあったり、ゼニゴケが覆っていたりして「さてどうしたものか」と思っていたところだった。別の店には無かったが、この日の店には「苔園芸 コツのコツ」という本があったので買った。

読んでみると、苔に対する思い込みを打ち砕いてくれる物だった。根っこに頼らず空気中から水分や栄養を取り込むらしい。とはいえ湿気が多い方が良いのかと思えばそうとは限らない。日光も必要だし、乾燥もある程度必要だ。乾燥しきっても湿気が戻ると復活するらしい。

世の中には苔マットも売っているらしい。ただ、それを植える方法がすごい。地面に密着させることが重要らしく、そーっと植えるのではなく、長靴のかかとで踏みつけたり、ゴムハンマーで叩く、とまで書いてある。

最初は痛めつけても、その後さかんに新芽を出すからよいらしい。

本を読んで、さっそくホームセンターの園芸コーナーに行ってみた。探したが新しい苔マットはない。本にも書いてあったが、苔を植え付けるのは他の植物と同じで春先がよいらしい。さすがに今の時期は売っていない。

しかし乾燥苔は売られていた。それをほぐして蒔く方法は本にあったので、春が近づいたらやってみたい。最も春になったらそこらへんに生えている苔を移植する方法もあるので、まずは庭に蒔かず育ててみると良いかな。

などと考えていたら、ゼニゴケが繁殖してしまった場合に備えて、「苔を別に育てておく」という方法を思いついた。植木鉢やプランターに苔を育てておけば、必要なときにいつでも使えるではないか!

ゼニゴケ対策はほとんど何も良い手がないだけに、これは良い手かも知れない。

などと一冊本を買っただけで苔園芸についてあれこれアイデアを思いついた。今年は「苔」を中心に庭仕事をする事にしよう!