ブログ記入、だいぶ間が開いてしまいました。
結婚の時、婚礼家具の一つとして、キッチンテーブルと椅子のセットを買いました。子どもたちが好き勝手に使ったり、岐阜に来たら犬がかじったり、とさんざんな目に遭わしてきましたが、作りが丈夫なのか一切ガタがなく、まだまだ使えそうです。
ところが、椅子のクッション部分に貼ってある合皮がずたずたになってきました。透明テープを貼ったりして使っていましたが、裏面もずたずたになり、目も当てられません。
しかし木組みは頑丈でびくともしません。これを捨てて買い換えるのは「もったいないよね〜。捨てるにもお金掛かるしね」と思い、貼り替えを頼むことにしました。
タウンページで探すと、ちゃんと「椅子の張り替え」という項目があります。そのうち一件に連絡して訪れてみると、果たして民家を兼ねた商店でした。おじさんが1人で切り盛りしているらしく、店の中は商売の材料で壁も床も埋まっています。
カタログを元に注文して1週間、昨日、「出来ました」という連絡があったので取りに行ってきました。
雨の中取りに行くと、「だいぶぼろかったので、ついでにニスも塗っておいたよ」とのこと。確かに木の肌がつるつるになっています。何ともありがたい。「ゴミがいっぱい詰まっていたから、掃除もして置いたからね」とも言っていました。何しろ子どもたちが小さい頃から使っているので、食べかすやら消しゴムの削りかすやら、いっぱい詰まっていたのでしょうね。
見本で選んだイメージより明るい合皮となりましたが、クッションも柔らかく座り心地がよいです。婚礼家具とはいえそんなに高級なものではなかったし、あつかいもぞんざいだったのですが、これでまた20年はつかえるかもしれません。