今日のヒッポファミリークラブ岐阜ファミリーでは、イヤロン(1年間の高校生留学プログラム)にようすい君を送り出したみっちょんの話が聞けました。
イヤロンに行く、となると、準備のための冊子が渡されます。そこには行くまでにやると良いこと、と言うのが書かれています。例えば、行ってから毎月マンスリーレポートを書く事になっているため、準備のうちから書くとよい、とか、家で留学先の言葉を1日のうちで必ず使うようにする、などがあります。
ところが、マイペースなようすいはそんなことはほとんどやらずじまい。ファミリーには参加するも、あまり歌わないし話さない。出発後最初はドイツ語研修があり、テストもあることを出発1ヶ月前に知り、慌ててドイツ語テキストを買ってきた始末です。
しかし、テキストを読んでいると、その中に自分の知っている音がいっぱいある。そんなに一生懸命ドイツ語を聞いていたわけではないのに、「あ、この文字、あの音だなぁ」とか「これはあそこにあるなぁ」と、いろいろ気づくことがあったのだそうです。
親のみっちょんももちろんその「準備のための冊子」を読んでいるわけで、そこに書かれている事と、ようすいがやれている事の差が大きい事に気づいていました。最初のうちはその「差」が気になって、どうしたらよいか悩んでいたそうですが、その「音に気づける」ことが分かってからは、「この子にはこの子が出来ることがあるから、他と比較するのはやめよう」と思ったそうです。
そうしたら、すごく気が楽になったとか。
なんでも、ドイツに着いたらまず日本の家族に連絡する事になっていたそうですが、その連絡はまだないとか。もちろんとっくにドイツに着いているはずです。普通なら焦りそうですが、「まあ、そんなもんかな」と思えるようになったみたいです。周りのみんなも「男の子だよね〜。ようすいらしいよね〜」と、妙に納得しています。
他にも、「この子ならどんな困った事態でも、にこっと笑って乗り越えられるよ」という人がいたりして、そう言われると、私もそう思ってしまいます。
ということで、果たして毎月マンスリーレポートがちゃんと届くかどうかわかりません。しかし、本人が楽しく、毎日新鮮にホームスティを送ることが出来れば、それが一番です。そうであれば、レポートなどどうでも良いか、と思うようになってきました。
この一年、応援団として楽しめそうです。