昨年に引き続き、12日、13日と加納まちづくり会主催の和傘教室に行ってきました。内容は昨年と同じで、36本骨の和傘に、紙を貼って、折り目を付けて畳むところまでを行ってきました。場所は、岐阜公園にある岐阜市歴史博物館内です。
まずは骨組を等間隔に広げる作業から入ります。昨年はそこで早くもつまずいてしまったのですが、今年はうまく出来たので思わず写真を撮ってしまいました。
続いて軒紙を貼りますが、今年もここはだいぶぐちゃぐちゃになってしまいました。
紙がヨレヨレになったり
最後に足りなくなったり
とまあ、さんざんでしたがとりあえず形さえ出来れば傘にはなるので、引き続いて平紙貼りです。こちらはまあまあ順調に行きました。お約束のパックマン状態の写真です。
その後も作業は続き、初日は朝9:30から17時近くまで、作業をして帰りました。
翌日は、紙に折り目を付けながら畳んでいき、さらに紙に癖を付けながらどんどん細く畳んでいきます。その後は職人の方に「絞り」という作業をしてもらい、講習会は完了となります。
さらにその後は、骨の長さを揃えたり、油を引いたり漆を塗ったり、柄の先に石突を付けたり頭にカッパと呼ばれる防水の紙をかぶせたり、と、傘作りにはたくさんの工程があります。でもそこは、職人さんがやってくれます。
残りの工程を待つ傘たち。
完成するのは約1ヶ月後です。昨年とは色違いにしたので、どんな傘が出来上がるか、楽しみです。