でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

さっそく佃煮になりました。

先日あった山椒の実ですが、へばちゃんがじゃこと一緒に煮て佃煮に仕上げました。

さっそく食べてみると、まず、みかんの皮を噛んだような香りが漂います。そういえば以前へばちゃんが「山椒はみかんと同じ種類やよ」と言っていたのを思い出しました。実は家にも小さな山椒の木があったのですが、あるときアゲハチョウの幼虫が現れ、あっという間に食い尽くして枯れてしまったのです。「何でアゲハが山椒を食べてまうの?」と聞いた時に、教えてくれたのでした。

改めて調べると、山椒は「ミカン科サンショウ属」なのだそうです。なので、噛むと蜜柑の香りがするのですね。

その後、スーッとする強い刺激が口の中に広がり、次第に辛くなってきます。作りたての時はものすごく辛くて、一口食べて舌が曲がるほどしびれてしまったとか。私はそこまで辛くは感じませんが、刺激が強くしびれるには違いありません。

この辛さ、いわゆる「麻(マー)」の辛さかと思います。とうがらしの辛さの「辣(ラー)」と違い、舌のしびれが辛みにつながるものです。我が家の家庭料理としては余り味わったことのない味です。

でもおいしい!

ご飯と一緒に食べればそんなに辛みも強く残りませんが、一緒に呑むなら甘いお酒でしょうかね。紹興酒とか。まあとりあえず、明日ビールと一緒に味わいますか。