小さいながらも我が家には庭がある。一部は家庭菜園にもなっているが、庭木が植わっている。庭師さんは入れないので、自分が主に手入れをしている。とはいえ、今まであまりしっかりやっていなかった。
昨年秋、庭の手入れの仕方をちょっと変えてみた。雑草は基本的に手で引っこ抜いていたのだが、それだと土の表面が荒れてしまう。一部苔が生えているのだが、苔ごと荒れてしまうらしいので、抜くのではなく葉っぱをハサミで切り、摘み取ることにした。
一冬越してみると、苔が定着しているようだ。以前と比べて明らかに広がっている。３月なって新たな雑草が生えてきだしたので、昨年にならってちょこちょこ切り出している。土日に、１日０〜２時間ぐらいだが、暖かくなってきた勢いで苔も広がりつつあるように思う。
他に、落ち葉はそのままにして置いたのだが、ほうきでかき集めて捨てるようにした。収穫しなかった梅の実が落ちてタネだけ残っている物も結構あるので、丁寧に集める。そうやって地面をきれいにしたところにも、苔が増えてきた。どうやら庭もおおざっぱにざくざく扱うのではなく、丁寧に扱うとそれに答えて美しくなってくるらしい。
このままがんばればフカフカの苔むした庭になるかも！、と結構楽しみながらやっていたが、いよいよ暖かくなってきたら、どっと雑草が出てくるようになってきた。キク科の物が一番多いが、イネ科の細い物とか、ドクダミとか、へばちゃんが植えて無秩序に広がりつつある草とか、どんどん増えるカタバミ類や、一番困るカニクサもいよいよ伸びてきつつある。
んー、こりゃ負けそう（＾＾；。
この春を見込んで、あまり刈り込まずにおいたユキヤナギが結構見事な花を咲かせてくれたのがうれしいです。負けずに手入れすれば、庭も答えてくれそうだ。
