でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

和傘教室に行ってきました。

岐阜市歴史博物館と、岐阜市和傘振興会の主催する「岐阜和傘を作る」講座に出かけてきました。

昨年7月にもありました http://d.hatena.ne.jp/assoman/20130707/1373194487 が、「張り屋」と呼ばれる紙を貼るところだけでした。今回はそれ以外に「つなぎ」「かがり」という工程も行う講座で、その初日として、小骨・親骨と「ロクロ」と呼ばれる部品を糸でつなげる作業をしてきました。

こちらは今日の講師の方の作業です。もちろん説明しながら進めてくれますが、説明が一通り終わり作業に入るとあっという間に終わってしまいます。もちろん私たちはそんなにうまく行くはずはないのですが。

まずは小骨を付け、次に親骨を付け、小骨と親骨をつないで、最後に軒糸を通す、という手順です。竹から骨は既に作られていて、それを元に作業を開始します。

骨やロクロには既に穴が開けられていて、針で糸をそこに通すだけのはずなのですが、これがなかなか大変です。

とはいっても一本の傘で数十カ所同じ作業をやるのですから、途中からは調子が上がってきます。とは言っても講師の方のように手に何本も竹を持ちながらやる、とは行きませんが。

次に親骨を天ロクロに同じ要領で付け、小骨と親骨を別の糸でつなぎ、と、途中途中で説明が入りながら、ちょっとでも不安があると講師の方や他の振興会の方に手伝ってもらいながら、4時間かけて何とか骨だけの形に仕上げました。

細かい針仕事は女性の方が得意だそうで、講師の方も女性、受講生も女性の方が早く進んだようですが、私も何とか形に出来ました。途中、糸を切ってしまったり、針を折って(^^;しまったりのアクシデントもあったのですが、講師の方がうまく補修してくれました。

この講座は今日が1日目で、あと3日あります。次は昨年もやった紙貼りです。果たして昨年の経験を生かして、今年はスムーズに出来るでしょうか? ちょっぴり不安もありますが、次回が楽しみです。