でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

高松といえば・・・

中学時代の同級生に会いに行った先日の高松ですが、実は私にとっては「初四国・初高松」でした。

昼に同級生と会ってから、いきなり宴会飲み会ともいかないので、まずは高松観光です。「四国村」という四国の古民家等を集めた野外博物館に最初に出かけました。古い日本の家屋や砂糖を精製した建物など、民族的資料が集まったところです。

それから、同級生が言うには「日本の三大庭園の1つ」という「栗林公園」に出かけます。和風庭園になっているここは、元は大名屋敷の庭園だったそうで、今でも手入れが行き届き、背景の山を前に、池・橋・生け垣などが見事な美を創り出しています。

などといくつか観光名所を見たのですが、実は見学そこそこに、昔話や今の話を絶え間なくしゃべっていました。なので四国村は実は全然印象にない (^^;;。写真は少しありますが、まあそんなのは全く余分だった感じです。

博物館など大いに興味があるのですが、このときはそれどころではなかった。

さて、高松というか讃岐と言えばもちろん「讃岐うどん」が有名です。初日に四国村付属うどん屋で一杯。そして翌日は個別のうどん屋でいっぱい食べてきました。

食べた感想は「確かに麺はうまいが味は薄くて物足りない・・・」。濃いめの味付けや、味噌煮込みうどんに慣れた舌にはあまり合いませんでした。それは同級生も感じていて、「慣れるまで数年かかる」と言っていました。

そんな彼に「味噌煮込みうどん」を土産に持っていったのですけれど、大丈夫だったかな? 舌がまた岐阜の味に戻ってしまい、讃岐うどんを味わえなくなったりしなかったかしら?

他に香川の一大観光地と言えば「こんぴらさん」です。何百段の階段を上ります。階段はずっと続いているわけではなく、登っては土産物屋がある平地。さらに登ってはまた平らなところ、と緩急こまめに切り替わります。

老若男女が歩いて上った先に、こんぴらさんがあります。一生懸命登ってお参りすれば御利益を感じますが、それよりここの展望台の見晴らしの良いこと! 山を上がってくる風に吹かれれば、汗も引いて心地よい満足感が得られます。

というわけで、初四国初香川は、十分満喫できたと言うよりは、同級の彼が住んでいる地域の空気を味わい、旧交を温める、という場になりました。他にもいろいろ見所はありそうですが、何しろそんなに遠くない。慌てることはありません。次回の楽しみに取っておきましょう。