でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

2013年岐阜市加納の玉性院のつり込み祭り

毎年恒例、岐阜市加納天神町の玉性院で節分に行われる「つり込み祭り」が今年も盛大に開かれました。

毎年、袋入り豆が巻かれ、その中に当たりくじが入っていて景品が貰えるものだから、それを目当てに大勢の人が集まります。特に今年は日曜日だったため、大変混み合いました。

私はそれにもめげず、午後1時〜2時の1時間争奪戦に参加しましたが、人が多いこともありなかなか取れませんでした。20袋獲得して景品はティッシュ一箱でした。しかも押し合いへし合いで疲れて早くもリタイヤ。

夜になると鬼の御輿とお福さんの御所車の引き回しがあります。昨年までは子ども会の関係で御所車の引き回しに最後まで付き合う必要がありましたが、今年はその役目も終わったので、行列に参加しながら途中途中であちこち抜け出しました。

ということで見に行ったのが、境内で行われる護摩炊き。家内安全や商売繁盛の護摩に自分の名前を書き込んで、それを燃やして祈ってもらう「護摩炊き」が祭りの一環としてあるのですが、今まで引き回し中心で見たことがありませんでした。

行ってみると盛大に炎を上げながら、護摩を燃やしています。炎を上げながら物が燃えているのを見るのは、ある種の恍惚感を感じるように思います。「あー、燃えている」と何も考えず炎を見つめる時間というのは、精神を洗浄するのに良いのかも知れませんが、いかんせん小人は雑念が多く、そこまで長く炎と付き合ってはいられませんでした。

ということで、また戻って引き回しを追いかけたりしていました。
鬼が福を追い抜く僅かなスポットを例年通り狙いましたが、今年はお福さんと鬼さんの意思疎通が準備出来ていなかったようです。

この祭りは「つり込み祭り」というのですが、その名前の由来となっているのは引き回した鬼とお福さんを正殿に「つり込む」行事なのですが、そこは今回もちゃんと見ずじまい。来年こそ・・・でもそれなら引き回しを見るのを諦めないとね。

つり込み後、最後にまた豆まきがあります。2部制になっていて総入れ替えなのですが、豆の量も多く、人数も少なめで、このときが最もたくさん拾えます!。今年も20袋ぐらい、昼間1時間粘って拾ったのと同じだけの豆をあっという間に拾ってしまいました。

もっとも景品はまたティッシュ一箱でしたが。


加納の祭りはいろいろありますが、このつり込み祭りがもっとも「賑やか」だと思います。来年はまた休みを取って参加しようかな、と思うぐらい血が騒ぎます。作り手ではないですが、盛り上げ役としては来年も大いに力を発揮したいですね。