子どもも大きくなって、私が帰る時間にも起きて活動しているようになった。
上の息子はネットでニコニコ動画のお気に入りを連続で再生しながら「これは韓国の『少女時代』の曲やけど、踊っとるのは日本の人」「この人は自分の部屋で踊っとって顔も出さへんけれど、ダンスはすごい」など解説してくれる。
真ん中の娘はマンガを書いている。「あんたのキャラは右向きしかあらへんがや。反対向きも書けな」と茶々を入れると、「あー、逆向きは苦手だけれど克服しようとおもっとる」と前向きの言葉。さっそく書いて見たらしく、「お父さん、見てみて。こんなん」と見せてくれたのは、ラフスケッチだが私には何も問題が見つからない。
「おー、すげー。書けとるがや」とほめると、「がんばっとるでね」と生意気な言葉だが、なかなか面白い。
今日は金曜日なので、子供達は遅くまで自分のやりたいことだけをやっているようだ。平日は忙しくてそうはいかないし、自分も帰れない。１週間頑張って、金曜日にはお互いに解放された気持ちでざっくばらんに話が出来る。
大人の環境はそんなものかも知れない。
