7月末に、健康診断を受けました。勤務先の健康保険組合で受けるのですが、最近は「標準コース」以外に、費用を出せばオプションの検診を受けられるようになっています。
その「オプション」の中に鼻孔経由の胃カメラがあり、今年もそれを受けてみました。
鼻や喉を麻酔したりして大変ですが、何が面白いかと言えば、自分の喉やら胃袋やら十二指腸やらの画像が見られるのがエキサイティング!です。ということで、興味だけで受けていたのですが、今年はそれだけでは済まなくなりました、
「食道に炎症がありますね」ということで、あちこち見てから最後に食道と胃の境目に戻ってきました。見ると確かに喉に沿って色が違います。「とりあえず組織を取り検査しましょう」と良いながら、ごく小さなマジックハンドで私の食道はむしり取られたのですが、それで良否が分かる訳なので文句は言えません。
その結果が先日出て、聞いて来ました。炎症の原因としては「逆流性食道炎」というものでした。簡単に言えば、胃液が逆流して喉を荒らすものです。
いわれてみると胸焼けがしたり、それを防ぐためにキャベジンを飲んだりしていました。「医者に言われたからそう思う」のではなく、実感として分かっていたことが、医者に直接指摘されたわけです。
逆流性食道炎の要因は色々ありますが、次のようです。
・脂肪分の多い食事のとりすぎ
・食べてからすぐ寝る食生活
・前屈みの姿勢が多い
・アルコールの撮りすぎ。たばこの影響
などなどなど・・・。「たばこ」以外、私に思い当たらない内容は1つもありません。
おまけに更に「これまずいのじゃない」と気付いたのが「空きっ腹に飲むこと」。空きっ腹に飲めば、アルコールの刺激で胃液が出るものの、胃には液体しかないので、食道に逆流しやすくなるのではないのか?・・・。
いやー、これが最大の要因かも知れません。
とは言うものの、生活習慣病は「これさえやればOK」というのはあるはずもなく、運動やら、空きっ腹の酒を控えるやら、もうちょっとは早く帰ることやら、いろいろ考えなければならないでしょう。
自分の胃袋のうねうねを直接見られる!という楽しみだった診断が「逆流性食道炎」を見つける場になってしまいました。でもそれも仕方がないでしょう。うねうねを楽しみながら(画像をもらえば良かった)、さらには健康不安を見つけられる。一石二鳥ですなぁ。