でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

ダウンロードと合法とCDを買うかどうかと

違法にアップロードされたと認識しながらダウンロードする行為が10月ぐらいから違法になる、という法律が先日可決したらしい。

法的には我が家は問題行為はないと思うし、

(細かい所では、以前見たYOUTUBEのテレビ画像が削除されていたが、キャッシュを細工して保存していないから良いだろうし、知り合いからメールで直接貰ったMP3ファイルはアップロードもダウンロードもしていないのだけれど、もしかしたらメールサーバからダウンロードした時点で今後は違法かも知れないし、JUSTSYSTEMのデータバックアップサービスでサーバにアップロードしているのだがこれは違法なのかどうか全然分からないし、相手先がクラウドだったら全世界のどこかにばらまかれている可能性もあってそうなると海外と日本の切り分けも生まれてさらに訳が分からないのだけれど。パスワードを知っている個人しか使えないからよさそうなものだが、他人にアップロードをゆだねている時点で問題だという見方もあるらしいし、全くもって詳細はケースバイケースで今後の運用に委ねられていて、厳しい罰則があるわりにその中身はイメージでしか決まっていなくて、恣意的に使える補足でしか詳細が分からない法律にしか思えないのだけれど)

有料ダウンロードやレンタルCDもよく利用している立場から行くと、果たしてこの法律の効果はどれくらいなのだろう? もちろん違法ダウンロードは減るだろうが、それでCDの売り上げに繋がるのだろうか?。ダウンロード販売の増加に繋がるのだろうか。

我が家のケースだけで考えさせてもらえば、最近買ったCDと言えば、娘がボーカロイドの特集のCDを買っただけである。それ以外はItuneやMOLAからダウンロードして買ったり、レンタルCDを利用したり、ボーカロイドだから全くフリーの曲をダウンロードしているだけである。ダウンロード購入の場合も、アルバムから「この曲とこの曲だけ買って」というように変わっている。より合理的な売買になっているわけだ。

CD単位で売ることや、「盤」を持つことに意味がある時代はとうに去っている。さらには、子供達はアマチュアが無料で作ったボーカロイドの曲を喜んで聴いている。

そうはいっても、違法アップロードされたものをダウンロードすることは確かにまずいと思うが、それに対して法の規制に頼るような「自助努力を放棄して法に守って貰おう」という態度でよいのかね。

ダンピング訴訟多発に耐え、血のにじむような思いをしながら海外進出を進めてきた輸出産業としては、先に書いた音楽視聴の変化に対応する事を考えるべきだと思うし、お上に頼る時点で先はジリ貧しかないと思うけれど。

何となく Beatles のベストナンバーを買いたくて、でもアルバムとか知らないからMORAで探したら出てこなくて、Ituneだと出てきて、ベストアルバムみたいなのを即決で買って、聴きながらこの日記を書いている身としては、ちゃんとお金を払う客の不便を解消することを後回しにしてまで「何がしたいの?!他にやることあるでしょう!」と思わせる施策は、やめて欲しいですね。