でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

法事

今日は法事でした。私の父と祖母と、小学生で亡くなったかわいそうな甥の法事です。

お寺さんが来て読経と、正信偈をみんなで読む。親戚も少ないので全体を簡単に進める。昔なら自分の叔父叔母だけではなく大叔父大叔母なども来て賑やかなものだったが、子どもが多い=親戚が多い時代は終わり、今は集まる人も少ない。

終わった後は食事会だが、お膳を取ったり食べに出かけるようなこともしない。代わりに近所の弁当屋で900円の弁当を買ってきた(予約はしてあった)。

900円でこれなら十分だわねぇ。

おすましと、サラダは家で作って出す。大人はビールもちょっと飲んで、賑やかに話す。遠い親戚もいないので、本当に近況の話しばかりだが、楽しかった。

自分の祖父が昔書いた旅行記を、最近見せてもらった。それを読むと、仕事で東京に行ったついでに親戚の家に挨拶に行ったり、旅行で出かける時は知り合いに声をかけてその家に泊まる、といった事が書いてある。昔はそんな繋がりが当たり前だったのだろう。

今の親戚が少ない時代に、そんなことも無くなったよね、これからのお付き合いはどうなるのだろうね、といった話しも出る。ネットで繋がりの数は多いが、その中身は、今までの経験では推し量れないものになっている。

進化しているかどうかは知らないが、変化しつづける人間関係のありかた。まあいずれにしろ、過去と同じでつまらん、ということはなさそうである。