でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

土星を見る

今日午前中にあった金星の太陽面通過は、自分の弱い目ではさすがに見られないだろうし、見続けて目を悪くしてはいけないと思って、肉眼で見るのを諦めた。夕刊にはきれいな写真が載っていたので、それで十分楽しませてもらった。

その代わりに土星を見た。時々出会う「星を見る人」
http://d.hatena.ne.jp/assoman/20111103/1320327424
http://d.hatena.ne.jp/assoman/20111114/1321273408
がJR岐阜駅南口にいて「土星を見ませんか〜」と呼びかけていたからだ。南の空、乙女座のスピカと仲良く縦に並んでいる星の、上の方が土星らしい。

さっそく望遠鏡を覗かせてもらったら、米粒よりも小さく土星が見えた。しかし輪っかはバッチリ見える。小さいし自分のメガネ越しに見たから、土星を上から見ているのか下から見ているのかはよく分からなかった。たぶん上から見た輪っかだと思うのだが。

土星の輪っかをこの目で見るなんて、中学生の時に友達が持っていた望遠鏡で覗いて以来ではないかと思う。いやー、ちゃんと輪っかを保って私の再度の来訪を待っていてくれたのね (^^)。

今日の金星太陽面通過は、その人は見たそうだ。太陽観測用の望遠鏡とか使ったのかと思ったら、日食メガネで一生懸命見る、というベタな方法だったそうだ。お日様の中心ぐらいに来たときによく見えたという。

天体を見るといつも、その「遠さ」「広さ」に唖然としてしまう。土星だって自分で光っているわけではなく、太陽から出た光が反射して何十分かかかって地球にたどり着いているはずだ。しかも反射した光は曲がったりテレコになったりせず、地球まで届いている。また地球中のどこにでも降り注いている。なんでそんなに離れたところから、ちゃんと真っ直ぐ進み、しかも地球中ありとあらゆるところに降り注げるのだろう。

プラカードには「火星」とも書いてあった。確かに天頂に火星らしき星が光っていた。次回会った時には火星を見せてもらうとしましょうか。