EVERNOTEというサービスがある。
まだ使ったことが無いので詳細を知らないが、さまざまな電子情報をテキストベースやPDFやJPGなどで好きなときにクラウドにアップでき、またそれをダウンロードできる、と言うものらしい。
PC、スマホを入力と出力端末として、どこから入れたものも別の場所で自由に見たり、検索して自分の上げた情報を探したりが出来るらしく、今後はいろいろ使い勝手が上がるかも。
自分が興味を持ったのは、そういった「情報をどこでも集積&検索可能にする」という第一の目的ではなくて、自分の大切な情報をクラウドにバックアップが取れそうだ、ということ。
そしてもう一つが、このサービスを立ち上げた人が「100年続く企業を目指している」と言っていることである。
現在は、PC上の電子データは、JUSTSYSTEM の idisk backup を利用して、同社提供のサーバにバックアップを取っている。家族写真だったり、各種個人のドキュメントなどである。
ただ心配なのは、JUSTSYSTEMが100年、このサービスを続けてくれるかどうかである。過去、SO-NETがWEBPOCKETという似たようなサーバ提供サービスをしていたが、それがクローズになってしまい、新たなサービスを求めてさまよった覚えがある http://d.hatena.ne.jp/assoman/20081203/1228315021 。
現在の所、idisk BACKUP と同じような使い方が出来るのかどうか(更新されたファイルを定期的に自動でサーバに上げてくれる)不明だが、プラットフォーム的なサービスなので、そういうアプリがそのうち出来そうだ。
インターネット上の情報というのは、いつでもあるようでいて、結構「無くなってしまう」ものだ。URLが変わった上、検索で出てこなくなったら「無いも同然」となる。先に書いたように「サービスが無くなってしまう」こともある。そんな中で「100年続くサービス」を標榜するというのは、1つの大きな「差別化」であろう。
今後の動きにぜひ注目してみたい。