でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

日本語ばかり

スパムメールの話題はこの日記でも時々書いている。

スパムが減った
http://d.hatena.ne.jp/assoman/20081118/1227021115
スパムは復活していた
http://d.hatena.ne.jp/assoman/20090601/1243863850
ロシア語のスパムメール
http://d.hatena.ne.jp/assoman/20100521/1274454067
ブロックを通過するスパム
http://d.hatena.ne.jp/assoman/20101012/1286890866

使っているプロバイダやメールシステムはNIFTYで、時々ブロックされたスパムメールを見ているのだが、この半年ぐらいで大きく様変わりした。従来は英語スパムが圧倒的だったのに、最近は日本語スパムの方が増えてきたことだ。

スパムの量としては最盛期の半分ぐらいだが、そのうち9割ほどが日本語である。英語もないわけではないし、ロシア語も時々だが、これほど日本語スパムが増えたのは過去経験がない。

スパムはいろいろな送られ方があるだろう。ウイルスにかかったPCが踏み台にされることもあるのだが、「問題プロバイダ」がスパムの発信源に利用されていることを知りながら、開き直って運営しているケースが過去よくあった。

なので、そのプロバイダがいろいろな圧力で閉鎖されると、とたんにスパムが減ったりしていた。ただしそれは外国語スパムの場合だ。

最近の日本語スパムはどういう由来なのだろうか? もしかしてシステムが進化して「.jp」のアドレスには日本語化したスパムが送られるようになったのかもしれないが、内容といえば「出会い系」「簡単に儲かる系」がほとんどで、外国語スパムに多かった「クスリ系」「投資系」はほとんどない。

ということで、日本のスパム業者が進化してきた、ということかも。

海外のスパムが大幅に減ったのは、取り締まりで減ってきたのであり、日本のスパムが盛んなのは、取り締まりが弱いせい? 日本的な「改善」の積み重ねで強力になったから?

まあ、ある意味どうでもよいが、こんなところにも「変化」があるのがおもしろい。人間のやることは、ひとところに留まることは出来ないもののようだ。