奈良の薬師寺は、壬申の乱で勝者となり天皇を次いだ天武天皇と、その皇后持統天皇により発願・建立された寺院であるが、その壬申の乱で天武天皇(当時大天野皇子)を助けたのが美濃の豪族であった、という、岐阜に縁のある寺である。
それ以外にも、今の薬師寺の重職を占める方に岐阜にゆかりのある人が多いそうだ。そんな経緯もあって、今回岐阜の歴史博物館で、薬師寺展が開かれることになった。
国宝の聖観世音菩薩立像や、吉祥天女像、八幡三神座像などが展示されている。岐阜の博物館にしては、ずいぶん力の入った展示なのでぜひ見に行きたかったが、今日やっと行くことが出来た。
母はもっと早くに行っていて、それによると「そんなに混んどらん」という話だったが、終わり間近な今日は、結構な人混みだった。最大の目玉の吉祥天女像の前では行列も出来ていたぐらいである。もっとも5分待ちぐらいだが。
菩薩立像は360度ぐるりと見えるし、狛犬やら慈恩大師像などじっくり見られたのは、岐阜の特別展ならではだったかも知れない。国宝の特集雑誌はしっかり見ていたので、その実物が見られたのは感激だった。ただ、いずれも想像より小さかったが。八幡三神像って、かわいいよね(^^)。
見終わった後は、自転車で柳ヶ瀬に移動し、散策する。このところ来ていなかったが、先日出来た東北応援ショップで福島の豆を買ったり、あい愛ステーションでやななのマネージャーさん(鬼マネとみおなちゃんともう一人どなたか)たちが打ち合わせをしているのを見掛けたり、結構面白かった。
人は少ないが、ボーッと散策するにはちょうど良いか。
これからも時々柳ヶ瀬にいこうっと!