でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

アジサイ

3週ぶりに、岐阜のヒッポファミリークラブに行きました。最近は日光コミュニティセンターで開かれていて、歩いて向かいます。加納から歩くと50分ぐらいかかりますが、平日の歩き不足を解消するにはちょうど良い。

今年の梅雨は始まりが早く、しかも雨模様が続く梅雨らしい梅雨です。今日は天気が良かったですが、湿気は多めです。歩いて行く途中、街路樹や忠節橋に向かう坂道で、アジサイを見つけました。

まだ満開には至らず、中心はつぼみが多いですが、外周は花びら(本当は花びらではないのですが)が開いています。まだ咲いたばかりで、白く輝く物が多い。

忠節橋に向かう坂には、あちこち咲き始めていました。白い花弁が輝くのですが、実はこのあたりは街路灯のナトリウムランプに照らされています。

ご存じの通り、ナトリウムランプは道路によく使われているあの「オレンジ色」の光を放ちます。その色に照らされれば、白い物も本当は「オレンジの光」を反射しているのですが、人間の目にはそれが白に見える。不思議な物です。

それは人間が、目に入った光から得られた信号を、自分の頭の中にある世界(アジサイには白い花弁はあるがオレンジ色はない)に当てはめて解釈するために起きます。どんなに見ても「あぁ、白いアジサイが咲いている」と見えるわけです。

なんてことを考えていたら、別の花に目がいきました。キク科の花のようで白くも見えますが、もしかしたら薄い黄色かも知れません。こればかりは、いくら目をこらしても、ナトリウムランプの下では分かりません。でももし私がその花が「必ず白い」と知っていれば、白く見えるでしょう。

一宮に暮らしていた頃は、稲沢にあるアジサイで有名なお寺に見に行ったことが何回もあります。岐阜ではどこが有名でしょうか?。昔は子供を連れて行きましたが、もう付いては来ないでしょう。数年以内に、岐阜のアジサイの名所にへばちゃんと行くことになるでしょうね。