でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

電波時計がずれていた。

最初に気付いたのは先週の水曜日の朝だった。寝室にかかっている電波時計にはLEDのインジケータがある。1分ごとに緑色に光るのだが、それが赤くなっていた。「あれっ、電池切れかけとらへんか?」と思い、家族に「見といて」とメールして仕事に出かけた。

帰ってきたら緑色になっていたので「電池替えた?」と聞いたら替えていないという。ふと気になって、もう一つの電波式目覚まし時計を見ると、電波を受信していない。「おかしいなー」と思って窓際において寝たが、朝になっても受信していない。見ると掛け時計のLEDはまた赤で点灯している。

「おお!、もしかして、電波が来んくなってまった? どえりゃあ大きな震災だったで、地磁気が狂ってまって、電波が届かんくなってまったか!?」などと一瞬思ったが、もしそうなら他の無線にもかなり影響して、大混乱になっているはずだ。

いずれにしろ地震による影響の可能性が高い。電波時計の電波は日本の2カ所から発信されているが、それが停止されたのかも知れない。ネットで検索してみると、果たしてそうだった。東日本の電波塔は「おおたかどや山送信所」といい福島県にあり、原発事故に対する避難命令により、現在停波中なのだという。

もう一つの電波塔は佐賀県の「はがね山」にある。掛け時計は現在かろうじてその電波を受信しているが、目覚まし時計は受信できないようだ。「外に出せばええかも」と思い物干し台からぶら下げてみたが、ダメだった。

まあ、多少ずれたって大したことはないのだが、思わぬところで震災の影響を感じることとなった。