そろそろ、下界でも黄葉が終わりつつある。
今週は今のところ毎朝一駅前から歩いている。このところ3日ほど、朝から快晴で気持ちがよい。家を出る時はまだ日の出前で、勤務先に近づくと朝日を浴びることが出来る。
ただし、まだ日差しが強くないため、空の青さも少し薄い。そんな中、1本のイチョウの木の全体に朝日が真横から当たっているのに出会った。薄い青さの空をバックに、黄金色に輝きながら燦然と立っている。
見渡すと、そこまで黄色一色のイチョウは他にはない。少し緑が混ざっていたり、すでにかなり落ちたりしている。本当に偶然の積み重ねだった。
今日からもう師走である。何か良いものを見たような気がした。